日高屋の中華そばは、伝統的な中華そばとは一線を画します。その味わいは、魚介の軽やかな香りと動物系の味わいが絶妙に組み合わさっています。しかし、過度な脂の使用を控えているため、多くの年齢層に受け入れられる町中華風ラーメンとなっています。ラーメンの種類も豊富で知られる日高屋ではありますが、私自身も時折この素朴な中華そばを楽しんでいます。
今も昔も390円(税込み)で食べられる日高屋の中華そば
一年中いつでも楽しめる、昔ながらのしょうゆラーメン
飲み会って楽しい瞬間もありますが、時には日頃の「人間関係補修の場」と感じることありませんか?
正直、私はその疲れやプレッシャーが苦手です。そもそも飲めないしな。
そんな飲み会の後、自宅への帰り道にふと日高屋の看板が目に入り、思わず足を運んでしまいます。
店内に座ると、私と同じように疲れた様子の人たちがちらほら。
そんな時に日高屋の中華そばを口にすると、まるで「お疲れさま」と労われているような気持ちになります。
若い頃から何度も食べてきたその味は、もしかしたら「おふくろの味」と言ってもいいかもしれません。
私にとって日高屋の中華そばは、美味しいものを求める時以上に、
精神的に疲れている時に選ぶ、味の通り心温まる優しいラーメンです。
スパイシーなカレーを好むことが多いですが、たまにはハウスのバーモントカレーのような、懐かしい素朴な味が恋しくなることもありますよね?
それのラーメン版です。基本のラーメン。
具の構成はチャーシュー3枚、海苔、メンマ、細切りねぎ
東京ラーメンの典型に沿った構造をしています。
もう少し具材があれば嬉しいですね、例えばナルトやほうれん草などですが、価格を考慮すると今の設定が限界なのかもしれません。
しばしば競合と比較される幸楽苑は、290円のラーメンを維持することが品質保持の限界と判断し、490円に価格を上げざるを得なくなりました。
日高屋さんの営業努力には頭が下がります。
味玉、細切りねぎの増量はトッピングで対応できます。
※大盛無料券【モリモリサービス券】は2022年4月30日をもって終了となりました。
味玉はいつものモリモリサービス券で100円のところ50円で追加できます(無料ではないです)。その場合麺大盛りはできません。私は麺大盛りをチョイス。
昔はチャーシュー麺てなかったんですが、今はメニューにチャーシュー麺
が存在します。
ただチャーシュー麺で注文しなくても、トッピングでチャーシュー(3枚300円 2024年2月現在)を注文しても同じですよ。
中華そば390円+チャーシュートッピング300円=690円(税込み)
やっぱり日高屋中華そば
典型的なあっさり系ラーメンで、前述の通り、魚介の香りが特徴的です。
実際に食べてみると、動物系の風味も感じられ、昔ながらのラーメンの定番をしっかり再現しています。野菜の風味はあまり前面に出ていません。
喜多方ラーメンほどではありませんが、縮れ麺はスープと良く絡み合い、最後まで飽きずに楽しめます。
自分が注文している際にも、「中華そば単品で」という注文を頻繁に耳にするため、現在も変わらずに人気があるメニューであると言えます。
日高屋のカロリー一覧<麺類>
気になるカロリーをランキングでチェック
※日高屋公式サイトのカロリー一覧より抜粋(PDFです)
品名 | 並盛 | 大盛り | |
1位 | 汁なしラーメン | 1,060kcal | 1,250kcal |
2位 | 五目あんかけラーメン | 927kcal | 1,115kcal |
3位 | 担々麺 | 1,120kcal | |
4位 | とんこつピリ辛エビつけ麺 | 918kcal | 1,106kcal |
5位 | 味噌ラーメン | 915kcal | 1,103kcal |
6位 | 桜えびの汁なし麺 | 910kcal | 1,102kcal |
7位 | ピリ辛とんこつラーメン | 891kcal | 997kcal |
8位 | モツ野菜ラーメン | 828kcal | 1,016kcal |
9位 | カタヤキソバ | 819kcal | なし |
10位 | 野菜たっぷりタンメン | 809kcal | 997kcal |
11位 | とんこつラーメン | 688kcal | 898kcal |
12位 | 黒酢冷やし麺 | 674kcal | 862kcal |
13位 | 中華そば | 672kcal | 886kcal |
シンプルさが原因なのか、冷やし中華やタンメンよりも下の順位です。というか日高屋では最下位です(大盛りにすると黒酢冷やし麺を超えます)。
ただ、最下位と言っても決してローカロリー食品ではないのであまり夜中に食べるのは健康上良くないですね。
まぁ、食べちゃうんですけど(笑)
おススメは細切りねぎネギのトッピング110円を追加
これをやっちゃうと140円追加なので530円になってしまうんですけどね。※2024年2月現在
でも、500円ちょっとで大好きなネギ山盛りで食べれるなら全然OKです。
ネギトッピングと書きましたがこれもメニューでは『ネギ中華そば』530円として掲載されています。
金額も変わらないのでどちらの方法で注文しても全く同じものが出てきます。トッピングは別皿盛りで提供されます。
しめはやっぱりラーメンですね。
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