カロリー比較しました。人気のオリジナルカレーも販売する松屋にビーフカレーが新登場。インパクトを感じない新メニューに真顔で受け流してた日々。ある日レビューをチェックすると激ウマ評価の数々。ん?!真顔から「やっちまった」の顔に。
そういえば初めて東京に友達と夜行電車で遊びに来た時、初めて入ったお店が早朝の松屋でした。
牛丼チェーン店の存在をキン肉マンでしか知らなかった(あれは吉〇家ですが)私には衝撃でした。もう30年くらいお世話になっています。
昔から人気メニューのオリジナルカレーに加えてビーフカレー590円が新登場
店内の食券機でチケットを購入
入り口を入るとすぐ横に券売機。時間帯的に(AM11時くらい)お客さんは一人だけです。余裕でチケットを選ぶことができます。が、今回はビーフカレー一本狙い。サクサク画面を進めてビーフカレーをポチリ。
カウンターに座るとカレーなのでお茶とお水の両方を出してくれました。
ただいま絶賛売り出し中のアイテムなので店内にもポスターやPOPが飾られています。
数分後話題のビーフカレーが運ばれてきました。お決まりの味噌汁もね。
実食!松屋渾身(こんしん)の自信作ビーフカレー
旨い!これは旨いです。まず色がいい。
子供向けのカレーはターメリックが多めなのか黄色い印象を持ちます。こちらは断然濃い。
真っ白な米と真っ黒なルーが混ざり合ってすくい上げたスプーンの一口が魅力的すぎる。
まず辛さを感じますが、ブイヨンの味わいとブレンドされたスパイスの香りが鼻を抜けます。
たまにスパイス薄目で塩辛いカレーで味をごまかしている?お店がありますが、コチラは本物。いいブレンドです。もしやスパイスブレンドの黄金比?
お肉は牛バラの角切り肉がゴロゴロと入っていて、しかも柔らかく煮込んであります。
脂身も美味しいし、お肉はホロホロほぐれていきます。
これだけ美味しいとドンドン食が進んで『カレーは飲み物』という石ちゃんの名言もうなずけます。流れるように一気に食べてしまいました。
こんなのたった590円で提供していいの?専門店からクレームが出そうな一皿でした。
※オリジナルカレーも『新オリジナルカレー』としてリメイクされました。しかしながら比較する都合上、新&新でややこしくなるので『オリジナルカレー』と表現を統一しています。
門前仲町の松屋のすぐ近くには日高屋と壱角家もあります。
カロリーを比較
「カレーは高カロリー食品」というのは事実です
食べたら頑張って動きましょう!働きましょう!勉強しましょう!
この『3しょう!』が大事。
動けばいいんです動けば(笑)さもなければ夜の食事を抜くとか(ウッ)
並:655kcal 大:871kcalビーフカレー
並:875kcal 大:1,091kcal
しかしながらカレーには薬膳的な側面からも好しとされる記載を見ることがあります。確かにブレンドするスパイスは漢方の生薬と近い感じはしますが断言はできません。
既存商品との比較
オリジナルカレー380円と味の比較
まず肉でしょうね。オリジナルカレーの肉はスライスされたもの。ビーフカレーの肉は牛バラの角切りされた食べごたえのある肉。
ルーはビーフカレーの圧倒的なスパイシーテイストにかなりのインパクト。14種類のスパイスをブレンドしているとのこと。辛さはちょっと汗が出るレベルです。
色は黒に近い茶色です。カレーというのは色が濃くなればなるほど美味しそうに見えますね。たまに食べるバーモントカレー(しかも甘口)も美味しいですが。
フォンドボーを使った欧風な香りはせず、ブイヨンをベースに作っている印象。ガッツリカレーです。
ベースはオリジナルカレーと劇的に違う感じはしません。誰かに伝えるなら『オリジナルカレーより辛くて大きい肉がたくさん入っている大人のカレー』と言ってもいいでしょう。
材料に見るオリジナルカレーとの比較
松屋は公式ページで特定原材料の比較一覧を掲載しています。
ビーフカレー:小麦・乳・牛肉・大豆・豚肉・鶏肉・リンゴ・バナナ
オリジナルカレー:小麦・乳・牛肉・大豆・リンゴ・バナナ
オリジナルとビーフの2つのカレーは豚肉と鶏肉以外は同じ材料です(ルーを構成するスパイスは特定原材料対象外のため掲載なし)。
ビーフカレーなのに豚肉と鶏肉?と思いがちですが、味の奥行きを出すための材料であり、味を作るためだけに使われている贅沢な素材と言っていいでしょう。ビーフの味をポークとチキンが支えているのです。いいですね。旨いです。
同価格のカレギュウ590円と迷う
カレギュウは好きでたまに食べていたつもりでした。が、知りませんでした、ルーは別盛りにバージョンアップしていたんですね。この手間を追加した松屋はエライ。
まさに念願のといった感じ。これこそカレギュウの完成形です。
カレギュウの魅力は当然ながら牛丼とカレーの二つが味わえることです。マニアックに言えば、牛丼の甘さのあるつゆと混ざったご飯とカレーのコンビネーションがやたら旨いとこ。
牛丼のお肉もついていてこの値段(ビーフカレーと同じ590円)ということは、このカレーはオリジナルカレーの方でしょう。
この二者択一は難しい。カレーを食べたいか牛丼を食べたいかを天秤にかけて、気持ちの中で50対50のポイントがどちらが優位になるかで決めましょう。
どちらを食べても損はないはず。
しかし、この2アイテムを同一価格にするとはなかなかやりますねぇ。優柔不断な私は悶絶してしまいます。
松屋から4月25日に新発売。とろけたチーズがハンバーグに合いすぎ
実はカレー専門店も運営している松屋
その名もマイカリー食堂
まだ店舗数はそれほど多くありませんが、やってます専門店!
専門店を作れるほどのノウハウを持っていたんですね。今後どのように展開していくのかわかりませんが、立ち寄る機会があればぜひとも入りたいです。
今や『松屋=カレーが旨い』という認識は『牛丼の松屋』と同じくらい有名です。今回のビーフカレーで更にカレーが旨い松屋の人気は底上げされることでしょう。
カレー専門店で言うと、私は個人的にココイチよりも松屋のカレーの方が好きです。
自分にとってカレーはトッピングじゃないんですよねぇ。なのでココイチに入ってもハヤシライスを食べたりする変わり者です(笑)
ちなみにココイチのカレーはハウス食品のカレーです。業務用だとは思いますが、ん?どこかで食べたことあるような…と、みな感じるはずです。
それだけ汎用性の高いものを作れる食品メーカーは凄いですけどね。
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