【 この記事はアーカイブされており、情報が古くなっている可能性があります。】
2018年3月29日よりPSVRが1万円の大幅値下げです。生産も以前より安定してきて、比較的入手しやすくなってきました。まさに今が買い時。
【速報】2018年春より1万円の値下げ!
約20%の値下げで第二弾ユーザー激増必至か?
2018年3月29日(木)から1万円の値下げ。
これは大幅な値下げと言わざるを得ないでしょう。
だからと言って、早く買った人は損をした?
それはないですね。
最新のゲームシステムをいち早く楽しむための1万円は決して高くはなかったはず。
そして、もしかしたら2台同時に楽しめるゲームも今後出ることがあれば、2台目を買う決断もスムーズにいくかもしれませんね。
具体的な価格は、
今まで
44,800円 税込み48,578円
2018年3月29日より
34,800円 税込み37,778円
税込み約5万円はちょっと手が出ないよな~!という思いが当時あったなら、3万円代は、グッと安くなった感がありますね。
今後のソフトの展開に期待も膨らみます。
しかもPSVR本体Amazon限定バージョンはVR体験を即効で楽しめるソフト付きです。
※ソフトはダウンロードプロダクトコードで提供のためネット環境が必要です
【旅するVR】として
日本が世界に誇る驚きの風景を、独自に100カ所選定。バーチャル体験することができるトラベルシリーズ。
とのこと。
これぞVRの楽しむといった趣向のソフトです。部屋に居ながらに触れられそうな大自然に息を飲むことでしょう。
このソフトは、2017年に発売されたものです(もしかしたら再編集しているかも)。
映像自体の制作は、紀行系番組の制作でお馴染みの共同テレビジョンです。きっと自然マニア?な方にも満足の行く内容になっているでしょう。
さっそく見渡す限りの大自然を6畳間で体験したいところです。
PSVR:期待しかないシネマティックモードとは
6畳の部屋でも目の前に大スクリーンが現れ、映画を楽しむことができる簡易ホームシアター
ゲームは趣味の一つですが、PSVRについては、まだ心を動かされるようなタイトルがラインナップされていないのが現状です。流行っているサバイバルやホラー系のゲームは苦手なので、それらは見向きもしていません。
しかし、シネマティックモードに関しては関心があります。シネマティックモードとは、自宅にいながら目の前に大画面のスクリーンが広がるような体験を提供する、映画好きだけでなく多くの人が注目する機能です。
最大226インチ(高さ:約2.8m×幅:約5m)相当のサイズだというから巷のミニシアター並みですね。
Amazonでも一番よく見るのは新発売の映画(ブルーレイ)情報です。
映画館で鑑賞するにしても、誰もいない自分一人の空間、人の呼吸音すら聞こえない空間に憧れませんか?
理想の場所でじっくりと映画を楽しみたくないですか?
そんな私や映画ファン必須のPSVR。ヘッドマウントディスプレイの話題でよく使われる「没入感」を体験するにはピッタリのアイテムなんです。
スクリーンサイズは「大サイズ」「中サイズ」「小サイズ」の3タイプ
※3タイプとも目の前2.5m先にあるスクリーンという設定です。
小サイズ:117インチ=高さ:約1.46m×幅:約2.6m
中サイズ:163インチ=高さ:約2m×幅:約3.6m
大サイズ:226インチ=高さ:約2.8m×幅:約5m
◆「小サイズ」は頭を動かしたら画面もついてきます。
◆「大サイズ」「中サイズ」
つまり、本当に目の前2.5m先に固定されたスクリーンがある状態を作り出してくれる。PSVRシネマティックモードの最大の売りの部分です。
ただ、画質は私も観てみましたが高画質とは言い難く、
PSVRの技術の土台を築いたヘッドマウントディスプレイのHMZシリーズ
HMZシリーズとは、
PSVRと同じく有機ELを使用したディスプレイで目の前に現れるスクリーンで映画を楽しめるアイテムです。
もちろん3D映像対応でした。3D対応のテレビがなくても3D対応ブルーレイプレイヤー(大体みんな3D再生対応)やPS3と接続することで簡単に3D映像が楽しめたのです。
スクリーンの仕様はPSVRの「小サイズ」と同じで、どんな態勢でもスクリーンは目の前に固定されます。
そして翌年第2世代のHMZ-T2が発売されます。
第3世代のHMZ-T3が発売されたのが更に翌年の2013年11月23日。かなり順調に確実に機能は進化していきました。
しかし、SonyはHMZ-T3の発売から約2年半後の2015年4月24日、シリーズの生産完了を発表します。
一部のファンには大きく支持されたHMZシリーズでしたが初代の発売からおよそ3年半で幕を下ろしました。
AIBOですら5年は開発が続いた(2017年11月に販売再開になりましたね!)のにヘッドマウントディスプレイの事業はたった3年半?中止が早すぎないか?
それは違いました。
完全に中止になったのではなく、『プロジェクトモーフィアス』
当時のHMZ生産完了と『プロジェクトモーフィアス』の記事『ITメディアニュース』より
この『プロジェクトモーフィアス』
2015年にHMZシリーズ終了から『プロジェクトモーフィアス』へ。絶望は一転期待へ変わり、翌年の2016年10年13日、ついに注目のPSVRは発売されました。
ところがそれは残念な仕様だったのです。
PSVRシネマティックモード、残念だった仕様
Amazonなどでも大量に売られている映画のブルーレイ。
私も3Dは大好きで3Dテレビのブームが去ったことは残念でなり
ところが、バーチャル空間を作り出すことが一番の売りのPSVR。
えーーー!
HMZシリーズの後継に託したもののバージョンダウンしてしまった。
ウソでしょ?!
当時色々記事を読み漁りましたが、一言で言えばシネマティックモードは「おまけ」みたいなものという扱いが多かったように思います。
開発者のインタビューでも、散々ゲームについて語った後に「シネマティックモードもあります」と付け加える程度。
記者「シネマティックモードってありますよね?」
開発者「あ、あれね。you詳しいね。」
記者「はぁ」
開発者「とりあえす暇だからそんな機能付けてみたよ。」
記者「3Dに対応してるんですよね?」
開発者「ん?何が?対応してないけど?なに?」
記者「えー」
※フィクションです。
こんな風にしか考えてないんだろ!くらい思ってしまいました(笑)
各メディアで紹介されていたのはほぼ100%ゲームでした。ま、当たり前っちゃ当たり前なんですけど。
しかし、
これは、
ただ、まぁ元々ゲーム機ですから期待のベクトルは少しずれてますけどね。
でも、やっと、やっとですね、
2017年2月に次のアップデート予告にある記載がありました。
2017年3月9日のアップデートでPSVRがBlu-ray 3Dコンテンツに対応
うれしいというよりは意外と対応が早かったなというのが正直なところ。
発売時Sonyの発表では、「現在3D対応していませんがいずれ対応します」とのことでした。企業の言う「いずれ」は未定延期なところあるじゃないですか。
発売から半年と経たずのタイミングで可能にしたSony陣営に感謝。それと供給不足の問題は別物ですが(笑)
公式サイトでのアップデートに関する項目は以下です。
<PS4®「システムソフトウェア バージョン4.50」の主な追加機能>
・外付けHDDの拡張ストレージ化
・クイックメニューの操作性を改善
・お知らせのリニューアル
・スクリーンショットをホーム画面や機能画面の背景に設定可能に
・アクティビティーに直接テキストまたはスクリーンショットを投稿可能に
・アクティビティーにアニメ―ションGIFを投稿可能に
・パーティー作成後にパーティーの公開/非公開を変更可能に
・PSVRがBlu-ray 3D™コンテンツに対応
「…..。」うん、やっぱりオマケっぽい(笑)
『・外付けHDDの拡張ストレージ化』のしたくらいに来てもいいと思うのですが(笑)
しかしこれでHMZシリーズに並び上に行く形になりました。
シネマティックモード・アップデートに関する追加機能詳細は以下です。
3D対応TVがなくてもPS VRでBlu-ray 3D™コンテンツを楽しめる!
「システムソフトウェア バージョン4.50」により、PS VRがBlu-ray 3D™コンテンツに対応! シネマティックモードの大スクリーンで、迫力満点の3D映像を楽しめるようになりました。Blu-ray 3D™コンテンツに興味はあるけど、自宅のTVが3D非対応という人は、この機会にぜひPS VRでご観賞ください。
※Blu-ray 3D™コンテンツ再生時は、3D非対応TVの画面には何も表示されません。
ネット上で実際にアップデートして視聴した方の感想もいくつか読みました。評判も上々のようです。音声は周辺機器のワイヤレスサラウンドヘッドセット(CUHJ-15001)を使えば7.1chバーチャルサラウンドも楽しめます。
※7.1chバーチャルサラウンドは、PlayStation®3、もしくはPlayStation®4にワイヤレスでの接続時のみ利用可能。
Amazon限定PSVRをチェックする。
3D映像の構造を簡単に説明します
左右の目が見ている映像は同じではありません
脳は左目右目それぞれから見える映像を合成して距離感や立体感を認識します。
ん?左目で見ても右目で見ても見える風景は同じでしょ!っていうあなた。
それは間違った認識です。
指を1本目の前に差し出して実験するとよくわかります。
差し出した指を左右の目で交互にパチパチしながら指を見てください。両目同時ではないですよ!片方ずつです。
すると動かしていない指が左右に移動して見えますよね。
これが左右の目それぞれから見える映像の「ズレ」です。
これをただ「左右で少しズレた映像」という言い方もできますが、平面的に左右にズラしたものではありません。
例えば目の前に大きなサイコロがあるとします。
左目で見たら右目から見えないサイコロの左側面の一部がみえているはずです。
右目で見たら左目から見えないサイコロの右側面の一部がみえているはずです。
(極端に言えば)
それぞれの目線からでなければ見えない角度の映像があるからです。
うーん、わかりにくいか。
動物園に行ったとします。パンダがいます。柵の左からは顔がよく見えるけど、右からは顔が少し欠けてしまう。これは左右の立ち位置でパンダを見る角度が違うからですよね。
この立ち位置のズレのスケールをうんと小さくしたのが人間の目の左右です。
そして左から見たパンダと右から見たパンダを比べるとパンダはわずかに回転してズレているはずです。
つまり、左右のズレに奥行きのズレ情報がプラスされて初めて3D映像が完成します。
左右に映像をズラすだけでは本物の3Dではないのです。
しかし、この本物ではない3Dは結構巷(ちまた)に溢れています。
3Dの魅力がよくわかる3D映画の選択は慎重に
3D映画はたくさんありますが、本物と偽物を見極めることが大事です。
CGアニメ系では偽物はあまりありませんが、カメラを使用した映画には偽物3Dも多くあります。
3D映像の撮影はカメラが2台必要です。左目映像用、右目映像用です。この制作コストや編集に手間がかかるため、通常映像(2D)で撮影されてから編集で3Dに加工するというのはよくある話です。
最近では「タイタニック」なんかが有名ですね。後付けの加工ではありますがお値段はそれなりにします。※下記の画像クリックでAmazonへジャンプします。
やっぱり元々2Dで撮影されているものなので3D化には無理があります。上で説明した通り、それぞれの目線からでなければ見えない映像を作り出すことはできませんから。
うまいこと加工できるとしてもそれは人工的な3Dであって所詮偽物なわけです。さすがにハリウッドが部分部分を少しズラすだけの加工はしてないでしょうけど。
「タイタニック」は97年の映画なので明らかに後付けなのはわかりますが、3Dが流行り始めたあとの映画はレビューを参考に検討をつけるしかないです。
映画作品の公式サイトに「これは後付け3Dです」なんて堂々と書いてあることはありませんからね。
3Dが流行る前に制作された映画が3Dで売っていたらほぼ偽物3Dということです。
例えばジョニーデップの「アリス・イン・ワンダーランド(2010年)」やサム・ワーシントン主演の「タイタンの戦い(2010年)」は後付け3Dです。
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「アバター(2009年)」を軸に考えるといいかもしれません。2009年以降制作の3D映画(リメイクも含む)の選択は注意してください。
「アバター」は3D映画元年を代表する映画で、完全3Dカメラ制作の映画でもあります。
むしろ“3D映像の素晴らしさ“を広めるために企画された並々ならぬ期待を注がれた作品だったのかも。今観ても素晴らしい映像とストーリーです。もう8年も経過していたんですね。
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“3D映像の素晴らしさ“を広めるためにと言えば面白い作品があります。
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3D映像の広報映像集です。作品というよりPR用ソフトです。ユニバーサルが出しているってところが面白いですね。
ディズニーに代表される3DCGアニメは本物です。CGアニメ(特にディズニー)は元々3Dデータとして制作されているため3D化(左目用映像 右目用映像)が容易です。
むしろ手描きで3Dアニメを制作するのは至難の業でしょうね。左右の視界の微妙なズレを手描きで何枚も描くなんてありえません。
しかも1秒間24コマのフルアニメーションだったら1秒に48枚の絵が必要になります。
「塔の上のラプンツェル(2010年)」は3D映像が素晴らしいと話題になりました。
私は劇場で鑑賞しました。遠近感と奥行き感が圧倒的で、映画なのに生舞台を見ているような不思議な感覚でした。
ストーリーもディズニーなのでいつもながらよくできています。
3D元年(2009年)に近い作品ほど立体を強く感じる場面が多いかもしれませんね。3Dの凄さをアピールすることに重きを置いているでしょうから。
ちなみに「塔の上のラプンツェル(2010年)」の3DブルーレイもAmazon販売は品切れです。買うとなるとAmazonマーケットプレイスになります。
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2014年公開の「STAND BY ME ドラえもん」はドラえもん初の3D映画でした。なぜCG作品だったのかは上で説明した通りです。
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「次回の映画ドラえもんはCGで映画にしよう。で、更に3Dにしちゃう?」
ではなくて、
「次回の映画ドラえもんは3Dにしよう。3DとなるとCGで作るしかないな」
が正しい思考の順番です。
3Dを意識しなかったらCGではなく、いつもの『TVドラえもん』のテーストで制作されたでしょうね。
で、実は1986年公開の「ドラえもん のび太と鉄人兵団」で3D映像は公開されています。
ただし、同時上映の「オバケのQ太郎」が3Dだったんですけどね。3Dと言うことでドラえもん目的ではなく、オバQ目的で当時映画館に見に行きました。
絶対後付けの3Dでしょうけど。
ブルーレイ再生専用プレイヤーは劇的に小さくて安くて多機能っていうお話。
【販売状況】ショップしだいで欲しい時に購入可能な状況です
ネット上の販売は大手9サイトとソニーの公式通販サイト「ソニーストア」 34,980円+税=37,778円 他実店舗
一時に比べるとかなり求め易くなりました。
数か月に一度のSonyからの販売状況。それはもう首を長くして待ったものです。
現在は取り扱い店舗の情報が載せられているだけで、指定日の記載は無くなりました。
公式サイト発表の販売店情報
ソニーの公式通販サイト「ソニーストア」
PV順にみる販売サイト
Amazon.co.jp 4億PV
ヨドバシ・ドット・コム 3,000万PV
楽天ブックス 1,300万PV
ビックカメラ.com 700万PV
JoshinWeb 500万PV
ヤマダウェブコム 300万PV
TSUTAYA オンラインショッピング 120万PV
ノジマオンライン 178万PV
ゲオマート 119万PV
※pvはSimilarWeb調べ
購入すると
日本驚嘆百景 聖なる頂き〜霊峰富士〜が付属している
Amazon限定PSVRをチェックする。
実店舗での販売
公式サイトでは各県ごとにPDFファイルで置いてあります。それぞれ数えるのが嫌になるくらいありました。
PSVRの生産が追い付かなかった原因
有機ELはPSVRのモニター画面に使われている素材ですが、これが生産が遅れている一つの要因です。
バックライトを必要とするため精密機器になってしまう液晶と違って自発光する素材なのでスリム化が容易で発色も美しい。そして曲げたり加工もしやすくとても汎用性が高い素材です。最近はポスターのようにクルクル巻けるテレビの開発も進んでいるんだとか。
素晴らしい技術だけどこんなもの他にどこで使われているのか?
今や持っていない人の方が少ないのではないかというアイテム、スマホなんですよね。PSVRの意外なるライバルです。
わざと品薄にしているのではないかという意見もあります。でも、これだけの長期間供給不足にすることがとてもSonyの戦略とは思えません。リスクが大きすぎます。
最近PSVRの話題はマスメディアの報道でも見なくなってきましたし。
PSVRに期待するゲーム
もはやPSのスタンダードとも言えるグランツーリスモシリーズ
グランツーリスモ(以下GT)を初めてプレイした時の衝撃は今も忘れません。
購入のきっかけはTVCMでした。1997年12月24日の発売に合わせてCMが流されていました。TVCMでは12月23日発売「予定」となっていたので1日ズレたのかもしれません。
CMで一瞬流れる車のグラフィックのリアリティがスゴかったんです。それまで3DO(懐かしい!)のオーバードライビン(知らないだろうな)を最高の車ゲームだと思っていたので。
セガのレースゲームは当時人気ありましたが、ゲーム的な派手さよりリアリティを重視したい私にはどうも合わなかったのです。
実際にプレイしてみると収録されている車の種類、エンジンのグルーヴ感、車のカスタマイズ、お金を稼ぐという達成感、すべてが新鮮でした。
車による特徴もキッチリ抑えられていて、コーナーが弱い車(印象深いのは三菱GTO)、強い車(国産車はGTRかな)の感覚が実際の車のレビューと同じだったりしました。
FF車、FR車の違いも運転でわかりましたね。グラフィックだけの違いではなく挙動一つとっても車の個性が完全に再現されていたんです。そりゃ自動車学校にも採用されるわけです。
それからGTシリーズはプロローグも含めてすべて買っています。
当時はメディアでも話題になっていました。テレビ朝日の「トゥナイト2」という番組でポリフォニーデジタルの山内さんはゲームで大儲けした人として特集されたりしていました。
GTのプレイステーションへの貢献度はかなりのものだったのだと思います。
時代とともに強まる更なるクオリティの要求
GTは発売から約20年経過しています。メインのシリーズは6まで発売。最近は大体3年に1回の発売ですが、その間隔はやや長くなってきています(ドラクエほどではないですが)。
それはクオリティを追求するあまりにと私は思っていますが、大人の事情もあるかもしれませんね。
しかしながら、毎回目玉となる斬新な挑戦をしています。その中で特に気に入っていたのは、
2010年11月25日発売のグランツーリスモ5
◆立体視(3D)対応
3Dテレビがもてはやされた2010年、GTも例外ではありませんでした。テレビが3D対応で3Dグラスがあれば3Dでプレイすることができました。
プレイした感じは、奥行きを感じることができて、前方にいる車との距離感がつかめることに感動しました。しかしながら(※1)GT6では引き継がれなかったので購入者には不評だったのかもしれません。酔いは感じませんでしたね。
※1 『GT6では引き継がれなかった』 は、違っていました。
・3DTV 対応
[START]>[オプション]>[ディスプレイ]に[3DTV]を追加しました。PlayStation 3を3D対応テレビに接続してお楽しみください。
GT6でも3Dは継続していたんですね。完全にスルーしていました。
ご指摘いただいた“通りすがり”様ありがとうございました!
◆マルチモニター対応
モニターを複数つなげることでコクピットに近い視野を再現することができました。モニターの数は3画面、5画面と2モードありました。
そかし、これを再現するには大きな壁がありました。
なんと、増やしたモニターの数だけ、PS本体とソフトが必要だったのです。
これはかなりのユーザーは無理でしょう。フツウ無理だ。誰がこんな環境作れるのかと思いました。
が、YouTubeにはこのプレイ環境を構築した人の動画がありました。
※GT6では立体視は廃止・マルチモニター機能は健在です。
マルチモニター3画面
3枚繋げられたモニター、専用コントローラーから座席、これだけ構築できたら大したものですよね。ゲームセンターより凄い。
マルチモニター5画面
これは圧巻。実際のレースコースのスケールそのもの。この設定には少なくともPS3本体5台とGT5ソフト5枚が必要です。うらやましいの一言。
PSVRでドライブシミュレータがこんな風に変わります
fps picar3さんの編集ににより、リプレイとアクセルの脚元、シフト、そして運転席の映像を同時に見ることができます。fps picar3さんの日々動画更新がされているのでお勧めです。
なんとPSVRを除いたこの完璧なシステム(ハンドコントローラー・アクセル他一式)は20万円かかっているそうです。
その紹介動画がコチラ。輸入しているらしいです。凄すぎる!
ここまで揃えることができれば、本当にバーチャルリアリティそのもの。
モニターという「窓」から窓越しにゲームの世界を覗き込んでいたものが、ゲームの世界に住民票を作ってそこで生活し、住人としてその世界の道を運転するような感覚です。
fps picar3さんが揃えたものほど高額ではありませんが、コチラもそこそこ高級。
リアルな再現性が高いハンドコントローラーとプレイシート。
どちらもAmazon販売ですがいかんせん高額なもので手が出ないです。
まぁ最も住宅事情などもあるので金額のことだけではありませんが。
T300RS GT EDITIONはプレイステーション・オフィシャルライセンス商品です。
残る問題はVR酔い
歩き撮りしたビデオ映像を見ているだけでも酔ってしまう私はこれが最大の問題かもしれません。これはGT制作陣営も認識しているらしく、山内さんもPSVRバージョンを何回も連続プレイするのは難しいだろうと言っています。
それゆえか「GT sports」でVR完全対応のコースは限られるとのこと。
三半規管が弱いと言ってしまえばそうなんですが、酔いの根本は「本当は動いていないのに目に映る映像が動いていることによる脳の混乱」らしいので鍛えようがないような。
乗り物酔いの薬が効果ありとも聞きますが、どうなんでしょう。試してみないことには何とも言えませんね。
私は映画館での3Dには完全に耐性があるので、PSVRを買わない選択にはなりません。「ゲームでPSVRを使うか?」に関してはちょっと慎重に考えてしまいます。
もちろんモニターとコントローラーだけでもゲームはできますからね。
では。
2017年11月21日追記:実際にプレイしてみたVR酔いに関する今後の対応
なるほど、これは酔いますね。
無意識の中で脳が混乱するのは勿論、完全なる意識の中でも混乱します(笑)
①無意識の中でというのは視覚から来るであろう脳の混乱。非接触型。
※実際には奥行きなどないのに奥行きがあるように見せる3D技術など。
②完全なる意識というのは、画面のハンドルなどと実際のコントローラーの違いによる混乱。接触型。
①②どちらの要素も“酔い”を誘発する厄介なものです。
もしかしたら、ひたすらやり続けることで“慣れる”かも知れません。
うーん、そこまでしてやりたいか?という意見もあるでしょうけどね(笑)
“慣れる”と書いたのは、②の接触型の違和感はやりこむことで“慣れ”を感じたからです。だったら①の非接触型の方も時間はかかるかもだけど慣れるのかもしれないと。
②の接触型の違和感はやってみると瞬間的に感じます。
画面の中のハンドルの大きさ、ハンドルまでの距離感、シートから外が見える角度、車高、みな見えている画面と違い過ぎるのです。
酔いの原因はまずこれだなと思いました。
このギャップに脳が理解を超えている。
今後の改善策として、フレームレートの変更などVR本体の性能的な改良も進むでしょう。
しかし、一番効果が見込めるのはプレイ画面とコントローラーの整合性。
ここを微調整できる機能が備わればかなり状況は変わると思いました。
グランツーリスモに関してですけどね。
そしてもっと言えば、実は酔いの原因は②接触型のみの可能性も。なぜなら、①非接触型は劇場の3D映画なども該当します。映画は全然平気なのにという人の声を多く聞くためです。
まぁ専門家ではないので、なんとも素人の予想の範疇(はんちゅう)を超えませんがね。
※上記に記載した、①非接触型 ②接触型 の定義は私が勝手に設定した条件であり、なんら医学的な根拠も学術的な根拠もありません。経験則の話です。
コメント
今更で申し訳ないですが、GT6はアップデートで3Dに対応していましたよ。