生まれて40回以上見続けている長岡花火。花火って見に行きたい!って思った時はチケット販売終了していること多くないですか?残る望みはオークションで高額チケット。今ならまだ間に合います(抽選の申し込みは26日まで)。今年は開催がド平日なので当選確率は高いでしょう。
歴史ある日本三大花火の長岡花火を見に行こう!
長岡花火の開催は毎年必ず8月2日・3日(悪天候による延期を除く)
長岡花火は土日祝日など関係なく必ず8月2日、3日です。今年は平日の水曜日、木曜日になります。
土日が重なった時に比べたら動員数は少ないと思われます。8月なので会社の夏休みが先に控えている関係で有給休暇を取りにくい方も多いかもしれませんね。
今年も当選しました。イス席だけどね!
場所選びの基本(完全に主観です)
コンビニで先行販売が始まり、既に程よく売り切れているようです。が、いずれも15日から抽選予約のエリアの後ろの席です。先着なので確実に手に入れたい人にはいいのかも。
フェニックス席はコンビニのみの販売ですが元々眼中にありません(イマイチなんです)。
コンビニ販売されている席(上図のオレンジラベルの席です)
- 堤防上マス席
- 堤防内テーブル席
- フェニックスエリア席
- フェニックステーブル席
左岸で見る場合、右岸で見る場合の注意事項
まず想定するのは、
新幹線で日帰りするつもりで見に行く人
長岡花火の開催時間はだいたい毎年19:20~21:15です。
そして、図にある長生橋は20:45まで通行止め、大手大橋は開催時間を上回る時間通行止めになります。
車両・歩行者ともに20:00~20:45通行止●大手大橋
歩行者19:00~22:00通行止
車両19:00~22:30通行止
新幹線の長岡駅発東京行きの最終は現時点で21:58です。当日は臨時の新幹線が出る可能性は高いですが、例年だと22:10くらいです。
つまり、日帰りで計画する場合、左岸の席を購入すると帰れなくなります。
右岸の場合でも大手大橋から長岡駅まで(ほぼ直線)徒歩30分といったところ。タクシー移動は無理です。
参考:駅から大手大橋を歩いた時の記事です
高速を利用して車で来られる場合も、駐車場が右岸の場合は交通規制で22:30過ぎまでインター側へ渡れません。
長生橋を利用の場合は20:45で規制は解かれていますが、混雑を考えると自家用車は何かとストレスを感じるかもです。
新幹線で日帰り・高速利用してマイカーで来られる方の座席の選択はこうなります。
- 新幹線日帰りの方➡右岸一択
- 高速利用してマイカーで来られる方➡できれば左岸。右岸の場合は覚悟が必要。
では、長岡花火を完璧に楽しむための席をゲットする話の前に花火の紹介を。
長岡花火で見逃せない花火
長岡花火の公式サイトにて解説がありますので参考にしてみてください。
当サイトでは特に見て欲しい「フェニックス花火」と「正三尺玉」について簡単に解説します。
目玉の一つ、フェニックス花火とは?
フェニックス花火は2004年の中越地震からの復興花火として2005年から始まりました。今は長岡市民にはなくてはならない花火の一つです。
平原綾香さんの「ジュピター」の曲とともに始まり、横幅2km以上にわたり一斉に打ちあがります。もう圧巻。2kmの距離は大手大橋と長生橋の間を超えた距離です。涙ぐむ人続出です。この花火を観ると「みんな一緒に頑張ろう!」っていう気持ちになります。
フェニックス席以外で見たらまず視界にすべて入れるのは不可能な花火です。打ちあがっている間ずっとテニスの審判の様に首を左右に振るしかありません。
右岸のコンビニ販売されているフェニックス席について
文字通りフェニックス花火を快適に観れるエリアです。冒頭でも書きましたが私は席を選ぶ上での選択肢に入れていません。
なぜか、
ワイド系の花火は会場付近どこで見ても視界に入りきらないので左岸右岸はあまり関係ないです。
フェニックス席ではフェニックス打ち上げ場所に対して縦列気味の角度なので程よく視界に入ります。
ただ、フェニックス以外の花火の迫力がだいぶ劣る気がしました。確かにフェニックスを観るためだけならお勧めできます。
フェニックス以外は主に長生橋と大手大橋の間内で打ち上げられます。
三尺玉とは?
三尺玉についてはシーズンオフの長岡花火会場を歩いた時の記事を引用します。
三尺玉は三尺なので直径:1尺約30センチ×3=約90センチの玉です。これが600メートルに達し直径550メートルの大輪の華を咲かせます。上昇距離が600メートルと言うことはスカイツリー(634m)の高さに迫る勢いですね。
ちなみに有名な「隅田川花火大会」。消防法の規制があるため最大サイズは5号玉までです。5号玉は直径15センチ、開いた時の大きさは直径170メートルです。
完全に長岡花火>>>隅田川花火というわけです。
三尺玉の打ち上げ場所は通常の花火と全く違います。下図の長生橋よりさらに上流の左岸側で打ち上がります。
警報のようなサイレンがなり、会場は静まり返り、「ズン!」という超重低音でキラキラの尾を残しながら大空へ上昇します(昇曲導付 【のぼりきょくどうつき】と言います)。
そして大輪の花を咲かせます。
三尺玉は大きい花火ですが、それでも右岸からの(特にフェニックス席)三尺玉はかなりスケールダウンします。
三尺玉は長く長岡花火の主役であり目玉であり市民がとても大切に思う花火です。三尺玉の開き具合で「今年は大成功だったね」とか「ちょっといびつだったなぁ」と、感想を言い合うのが長いしきたり(と思っている)。
実際、完璧な形の三尺玉は毎回という訳に行かず、ちょっと形が崩れているということも少なくありません。そこも見どころです。
純粋に長岡花火を楽しむためにお勧めするのは左岸です
理由は以下です。
- 花火の打ち上げは左岸で打ち上がる。
- 三尺玉も左岸で打ち上がる。
- 会場近辺に買い出しできるショップが多い=簡易トイレ以外の利用も可能。
花火はやっぱり場所が命。右岸も楽しく見れますがより迫力を優先すると左岸がお勧めです。
ただ、花火は左岸で打ちあがりますが、信濃川はうねっているので、実際の打ち上げ場所までの距離は左岸からも右岸からもそれほど変わらないかも。
でも、左岸では観覧場所によって花火が筒から煙をまくしたて大空に飛んでいく様が見えたりします(遠巻きながら)。
左岸の席種
2017年の変更点
昨年と大きく変わったのは、
※以下の頭数字はマップの数字とは関係ありません。いかに続く解説の数字と対応しています
- 陸上競技場席スタンドはカメラマン席になった。
- 陸上競技場フィールド席がなくなった。
- 左岸堤防内にテーブル席ができた(コンビニ販売)。
といったところ。
1:競技場席は一見ベストポジションな感じはしますが、席のスペースはかなり狭いです。飲み物を置く場所も厳しい状況だったりしてそれほどいい席でもないです。確かに他と比べて距離があるのでカメラに収めるにはいい場所なのかも。
2:競技場フィールド席は目の前に堤防があるため花火の下が必ず見切れます。しかしながら、テーブルがあるので飲食物を目の前に置けるのはメリット。そして、スペースはかなりゆったりしていました。今年は販売がないようです。
3:競技場のフィールド席と同じスペースが確保できるなら「左岸堤防内テーブル席」はかなり良好な場所になるでしょう。のんびり見るにはベストな席です。
左岸のイス席とマス席を抽選予約する
抽選予約の申し込みは長岡花火公式サイト「有料観覧席販売(抽選販売)」までどうぞ。
受付は5月15日~5月26日までです。
私が抽選を申し込むのは以下の2種です。
イス席:パイプ椅子が並べられているエリアです。1席3,000円
マス席:地面をマスで区切っているエリアです。左岸は座るためのシートは区画ごとに用意されています(注:右岸のマス席は各自シートの用意が必要です)。
1マス:180×180(定員6名)15,000円
定員の大人6名は厳しいかな?と思いましたが割と広いです。
詳しくは公式サイト(観覧席情報)へどうぞ
これまでの当落状況
抽選の申し込みは2日間の開催の内のどちらかのみです。そして、第一希望、第二希望を記載します。
今までの経験則を思い返すと、
第一希望:イス席 第二希望:マス席➡イス席ほぼ毎回当選 第二希望のマス席はまず落選
第一希望:マス席 第二希望:イス席➡両方落選7割 イス席当選3割
といった感じ。
ちょっと裏技
公式サイトの販売スケジュールにある7月1日からの残席の再販売がビッグチャンス。今のところ毎年販売されており、先着で全席種が選び放題だったりします。
先着順でしかもつながりやすく余裕で買えたりします(少なくとも昨年までは)。どうやら再販売は注目度が低いようです。
ツアーバスなら楽勝ゲット!&あまり知られていないスポット
確実に観賞可能なのはバスツアー。クラブツーリズムなどがメジャーですね(列車で行くツアーもあります)。
自分で席を予約する必要もなく席の種類をツアー内容から選べるのは魅力。時間に追われず当日の段取りもすべてツアー会社が管理しているので楽しむことだけに集中できます。
そして何と言っても同じイス席・マス席でも一般で売られている場所より前方が確保されていることが多いです。
出発場所も関東・関東以外の北海道から九州まで出発の拠点があるので興味がある人はチェックしてみてください。
昔聞いた話です。とあるバスツアーで、渋滞の関係で花火が終わる前に撤収という最悪のケースがあったらしいです。念のため書いておきます。
左岸にある結婚式場のベルナールでは屋上を観賞場所としてチケット販売があります。昨年のベルナール・スタッフブログがコチラ。
まだ発売前ですが、毎年満員御礼のようです。場所は、自作マップの「左岸」の白文字の「左」の文字のあたりです。フェニックス花火は素晴らしい景観だと思われます。
やや料金が高め(お弁当・飲み物付き)ですが、興味がある人はチェックしてみてください。
特に結婚の予定があるカップルさんには式場の雰囲気も見れていい思い出になりますよ。
では。
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